新卒時代の罠
新社会人への不安と期待に一杯ながらも、働き始めた社会人1年目のことを思い出した。 あの時に思っていたこと、今思うことを振り返る機会があったため、少しまとめる。
<1年目思っていたこと>
・新卒時代は修士時代に比べると楽であること
私の体験として、研修が終わって配属されてすぐにする仕事は、(何も考えずに振ってくる)仕事を効率良くさばくことだった。 修士時代に、自分や研究員の研究を進め、研究室内外の雑務をこなしていたマルチ(と当時は思っていた)タスクに比べると、「シングルタスクで許される社会人はなんて楽なんだ」と気が緩んでいる同僚も多かった。もちろん私もそうだった。
<今思うこと>
・新卒時代の過ごし方で(先輩社員たちは)その先の伸びしろを測っている
今の自分に新卒時代と同じように仕事を振られたら、(仕事の緊急度で異なる場合もあるが)下記のレベル感で、質の高いアウトプットになるように取り組むだろう。
(一例)
レベル1:振った仕事を期日までやること(when)
レベル2:振られた仕事の「プロジェクトにおける立ち位置・その目的」を理解した上で取り組むこと(why & what)
レベル3:自分なりの付加価値をつけること(資料が読みやすい・追加資料を要約しておく・自分なりの提案を2案にまとめて、先輩社員が選びやすいようにしておく(which)など)
レベル4:社内の過去案件の資料を読みすすめていく。(インプット作業)
<まとめ>
・もし新卒時代が楽だとしたら、それはまだ忙しくなるほどの信頼を勝ち得ていないということ。
・信頼を勝ち得るために、今自分が任されているこなす+α何が出来るか?を常に考え続けること
・(余裕があれば)今後信頼を勝ち得るチャンスのために、インプット作業をすること。
と、大層偉そうに書いたが、実質今自分ができているかわからない。 自戒をこめて、自分もしっかりとした社会人になるように頑張ろう・・・。